田中電気研究所

Q&A

 
1. ダスト濃度計て何?

ダスト濃度計とは、煙突から排出されるガス中のばいじん(粒子状物質)を連続的に測定し、大気汚染防止法で規制されている排出基準(mg/Nm3)を守る為に電気集塵機、バグフィルターの管理を行う目的に使用される相対濃度計です。

2. ダスト濃度計は何故必要?

唯一法律で義務付けられている手分析でのダスト濃度測定(JISZ8808)は1年に数回のダスト濃度分析です。   日常のダスト濃度測定データーを知らずに、どの様にして大気汚染防止法を遵守していると言えるのでしょうか。 例えば、万が一煙突から煙(ばいじん)が多く出てしまえば、周辺の住人は先ず役所に通報します。次に役所の環境課から当該事業所に対して状況説明を求めてきます。その時にデーター(Evidence:証拠)が無ければ説明責任を果たせない事になります。  その為にもばいじん濃度の連続測定器「ダスト濃度計」 が必要です。

3. 環境保全に役立つの?

連続データーを記録していれば、日時をさかのぼってデーターを確認できます。環境基準値を下回るプラント運転が成されているかは一目瞭然です。・・環境規制値の遵守の為に必要です。

4. 環境省のばいじん規制て何?

大気汚染防止法で規定されています。 昭和40年代の大気汚染において、ボイラから煙突に至る煙道からの排出ダストは電気集じん機によって除じんされ、煙突からの黒煙は減少しました。 最近ではダイオキシンの抑制と併せて、 1998年4月10日に大気汚染防止法の一部改正により、廃棄物焼却炉にかかわるばいじん規制が大幅に改定されました。 尚、ダイオキシンは90%位がばいじんに吸着して排出され、大気中を降下して土壌汚染を引き起こします。 浮遊粒子状物質(SPM)は喘息の原因になります。 このような社会的問題の元凶にばいじんが関わっていますので、今後ますますばいじん規制は厳しくなると思われます。

5. (直接)光散乱法式とはどういう方式ですか?

エアロゾル中に照射された光は、粒子によって一部は散乱、吸収され、その光路は影響を受けます。 ダスト濃度計はRayleigh散乱の原理に基づいた光散乱法を利用しています。入射光が一定の光量、波長で、粒子の形状・粒径・組成・色がほぼ一定ならば、散乱光強度は粒子の重量濃度に比例する事が原理です。特に大きな粒子による光の散乱をMie散乱と呼びます。 (株)田中電気研究所のダスト濃度計は煙道または煙突に直接光を照射し、ばいじんによる散乱光を受光し、電気信号に変えて測定するする「直接散乱方式」を採用しています。

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